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憲政史上最悪の解散。今こそリベラルからの改憲を

御存知の通り、安倍晋三総理大臣は、どうやら国会の「冒頭解散」を決断したようだ。所信表明すらしない解散。まさに史上最悪の名にふさわしい。 臨時国会を開かない、違憲状態での選挙 選挙の勝敗で違憲が解消されるものではない リベラルな立場からの改憲を…

民進党・蓮舫代表が辞意を表明。民進党議員の様々な反応【まとめ】

「民進党の代表を引く決断をした。先ほど開いた臨時の執行役員会で(辞任が)了承された」と蓮舫代表は報告。 その上で 「25日に両院議員懇談会が開かれた。都議選の総括並びに野田幹事長の重い決断を伝え、議員の皆さんの率直な思いに耳を傾けた。そして…

民進党は絶対に解党すべきではない

桜井充参院議員=宮城選挙区、当選4回=は懇談会後、記者団に「全然反省が見えない」と述べ、離党を検討していることを明らかにした。 民進党の解党論が出ている。私は民進党は絶対に解党するべきではないし、解党することもないだろうと考えている。また、…

【閉会中審査】混沌と混乱、崩壊する論理。加計問題に関する安倍答弁の問題点をまとめる

安倍総理が出席の上で行われた衆院予算委員会の閉会中審査は、一言で言うと「混沌」だった。 小野寺五典議員の質問中で加戸前愛媛県知事が「正攻法ではムリなので通用門から入った」などの爆弾発言をするハプニングもあり、議論は序盤から紛糾。 今井雅人議…

稲田大臣の日報問題、シビリアンコントロールを揺るがす事態に

渦中の稲田大臣が会見を開き、辞任を否定した。 稲田大臣が会見を開く 「私は徹底的な事実関係の解明を指示しており、必要があれば喜んで協力する」。稲田氏は21日の記者会見で、こう語った。日報問題の特別防衛監察を実施している防衛監察本部の聴取に、…

稲田大臣と日報問題、もはや辞任不可避な状態に

稲田氏、組織的隠蔽を了承 PKO日報、国会で虚偽答弁 ほか - 7時トップ5ニュースhttps://t.co/24wDh34an1 — 共同通信公式 (@kyodo_official) 2017年7月18日 日報データの陸自保管、稲田氏出席の会議で報告https://t.co/I31GJs4DOx#社会 — 読売新聞YOL (@Yomi…

二重国籍の人間が国会議員であることが、違法でないという政府答弁

政府委員による衆議院での答弁 まとめ 重ねて申し上げたいこと www.youtube.com 本日、蓮舫代表の記者会見が行われた。これについては、前回問題点などを指摘したので参照されたい。 www.yomu-kokkai.com さて、今回は、昭和五十九年の衆院における二重国籍…

蓮舫代表に求められた「ルーツを捨てろ」という声

蓮舫氏の国籍について、再び「問題」が再燃している。本日蓮舫氏が会見を行い、近く記者会見を開くことを明らかにした。 私は、この問題は蓮舫氏に対する不当な要求であると考えている。 台湾籍についての説明会見(代表就任前) 代表定例会見 抑えるべきポ…

獣医学部は本当に既得権益なのか?

菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、獣医学部新設が52年間認められなかった経緯について「岩盤規制といわれる獣医師会、農林水産省、文部科学省が大反対してきたからではないか。まさに抵抗勢力だ」と批判した。その上で「規制の根拠が明確にない。…

立法府を殺したい人たち

立法府への弔事 佐々木さやか議員の金田法務大臣への問責決議案の否定は、立法府への弔事としては、なかなか気の利いたものだった。「皮肉でないとしたら馬鹿」というのは田原総一朗氏の言だが、弁護士でもある佐々木議員は馬鹿ではないだろう。 #報ステこれ…

矛盾しながら腐敗し続ける日本政府

一つの仮定を置こう。「腐敗国家とは、悪がなされ、それが見過ごされる国家である」とする。 私は以前このようなことを書いた。この気持は今も変わっていない。 加計学園をめぐる問題 誰もが文書が本物だと分かっているにも関わらず、調査が全くなされない。…

安倍総理の答弁を可視化する。質問に答えるのに何分かかる?

国会のアーカイブを見ながら、文字通りひっくり返りそうになった総理答弁があった。質問に対して延々答えずに自説を述べ続ける、この答弁の模様を確認するには実際に見ていただくのが最も良いと思う。 今回は、あえて総理答弁を書き起こした上で可視化する。…

安倍総理の「政治主導」が的はずれである理由

安倍総理は国会で盛んに「政治主導で岩盤規制を打破する」と主張されている。しかし、国家戦略特区の設置と加計学園への特権的な認可は政治主導とは呼べない。 一体、政治主導とはなんなのだろうか。その歴史から、真の政治主導の実現を考える。 政治主導の…

真実は、政府が決めてくれる

前川事務次官を巡る報道は、およそ政府から独立したメディアとは思えない醜悪なものだった。「プラウダ」のようだ。 一般紙、それも公称800万部以上を誇る読売新聞の社会面に、既に退職した一私人のゴシップが乗る。これは明らかに異様な光景だ。 以前、私は…

国会で総理の答えていない疑問点をまとめてみる

安倍政権を巡る議論 情報公開の重要性 政府に用いられるべきではない「推定無罪」 政府が果たしていない説明責任 選挙と民主主義 共謀罪に関して 金田大臣の資質は適切なのか? 著作権法の予備罪とは何なのか? 一般人は逮捕されないのか? 森友学園問題 財…

人はどのように政治的な腐敗を見過ごすのか

本稿でいいたいこと 私たちは何かを信じたいとき、「それは信じられるものなのか?」と自分自身に問う。 それに対し、何かを信じたくないときには、自分自身に「それは信じなくてはならないものなのか?」と尋ねる。 加計学園問題について ここ数日、加計学…

出会い系バーと文書の真偽は何ら関係ない。前川喜平・元事務次官の会見について

前川氏が何を語ったのか 更に語られたもう一つの重要事項 前川氏が言いたかったこと その日、私は文字通り驚愕した。 既に辞任した官僚の、私的な行動が、日本最大の新聞社の社会面に堂々と乗っていたのだ。週刊誌でもやらないような報道だ。既に辞任した事…

国家戦略特区での特権的な認可は、自由経済に逆行する縁故主義だ

駒崎弘樹氏、三浦瑠麗氏が、加計学園に関する所感を発表されている。 本稿はこれに対し、加計学園問題がいかに重要な問題であるかをまとめておきたい。 加計学園実名文書の真偽 なぜ獣医学部の認可が問題なのか 加計問題の本質 加計学園をめぐる利益相反 最…

国会が無力化した夜

共謀罪(テロ等準備罪)法案を巡って、国会は完全に無力であった。 法案が可決したからではない。法案が可決することは、かねてから予測できていたことだ。 議院内閣制のもとでは、原則的に政府提出の法案は100%可決する。法案が可決したことだけを見れば、…

大西健介議員は、「陳腐なCM」について何を語っていたか【衆院/厚生労働委員会】

今、顧問弁護士に民進党中西健介議員に対して提訴するよう指示したぜ。【国会】高須院長が民進党大西健介議員に激怒 高須クリニックなどの美容外科CMを陳腐と表現 | まとめまとめ https://t.co/Phy0jlOcIU #高須克弥 #大西健介 #厚生労働委員会 — 高須克弥 (…

加計学園問題のまとめ。総理の友人に対する私的便宜?

*当初「法律」と記載してたものの、獣医学部の設置自体に関しては文科省の告示の改正であるので、「制度改正」と訂正した。 http://eic.obunsha.co.jp/resource/viewpoint-pdf/201702.pdf 加計学園問題は、戦後史に残る種類の汚職疑惑である。もちろん、金額…

痴漢冤罪と共謀罪

痴漢冤罪が再び、議論になっている。痴漢冤罪の議論は、「誰もが容疑者になりうる」という点を身近に考えさせるトピックである。 そのトピックを通して、「推定有罪国家」である、我が国の司法制度の問題点が見えてくる、と考えている。 痴漢冤罪 逮捕という…

なぜ「間違えました」が誰も言えないのか?総理の間違いを、嘘で塗り固める政府とメディアの責任とは。

総理の読売読め答弁は、自民党向けの考えだった? 衆・憲法審の再開のため自民党が公表した文書には「安倍総理の読売新聞の記事は、内閣総理大臣として述べたものではなく、自民党総裁としての考えを自民党に向けて示したもの」と明記。「自民党に向けた発言…

予算委員会とは何か?「予算委員会で予算以外の議論をするな」という指摘が的はずれな理由

予算委員会は、予算案だけでなく政府の資質を追求する場でもある。その歴史的経緯を説明する。 予算委員会で安倍内閣の姿勢が追求されるたびに、総理やその支持者による「予算の話をしろ」と言うお決まりの批判が飛ぶ。 先日、福島議員から森友学園に関して…

憲政史上最悪の国会答弁の声も?総理の「読売読め」を許してはならない理由とは

安倍総理の答弁は、なぜ「国会史上最悪」とまで評されたのか? そもそも自分が言い出した憲法改正問題について、まともに答弁せず、「読売新聞を読んでくれ」とは、憲政史上最も稚拙で最悪の答弁ではないだろうか。これほど国会と国民を冒涜し、また、特定の…

【国会書き起こし】安倍総理、憲法改正の質問に回答せず「読売新聞を熟読しては」

安倍総理大臣が、憲法改正についての姿勢について国会で問われ「新聞を熟読してほしい」と答え、議場が一時騒然となった。 www.youtube.com 2017年5月8日 衆議院予算委員会長妻昭議員の質問(抜粋) 長妻昭 議員 「2020年までに新憲法の施行をめざす」という…

「憲法九条、一項二項を保持して自衛隊を明記」目的無き九条改憲案の意味とは?

安倍晋三総理大臣の不思議な改憲案 今回安倍総理が表明した改憲について、なぜ安倍総理が改憲を求めるのかを論理的に考えていく。 憲法とは何か 近代立憲主義の立場から 憲法とは何か、という問いに対して、近代立憲主義の立場から答えるのであれば、それは…

教育無償化のために改憲する必要は一切ない

昨日に引き続き憲法のことを書く。 国会・政治クラスタにとっては「何を今更」という当たり前の話をする。(この記事も、基本的には話されてきたことや、メディア報道の焼き直しであることを承知されたい) まず、教育無償化を憲法に書き込む必要性は全くな…

憲法九条改正は全く不要である

日本国憲法第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを…

「治安維持法」はなぜ暴走したのか?

治安維持法を正しく知る 共謀罪法案は、しばしば治安維持法を引き合いに出して語られることがある。 しかし、治安維持法はその知名度に対して、必ずしも実体が認識されているとはいえない。 治安維持法とは 制定当時の条文 國体ヲ變革シ又ハ私有財產制度ヲ否…